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コミック

「ニーチェの馬」の謎|ミシェル・オンフレ/マクシミリアン・ロ・ルア/國分功一郎訳「ニーチェ 自由を求めた生涯」
ニーチェが発狂した理由の一つとして、若い頃に罹患した梅毒だという説があった。発狂寸前だったニーチェは馬が鞭で叩かれているのを見て、悲嘆にくれたらしい。 『ニーチェ 自由を求めた生涯』にはニーチェの人生がバンド・デシネ形式 […]
漫画と文学の幸福な結婚|望月ミネタロウ「ちいさこべえ」
漫画が文学の世界に入り込んできたのは、大島弓子という作家が登場してきたときからだろうか。日本でもバンド・デシネという概念が海外から輸入されてくる前から、漫画でも文学であることは一部の漫画読みや文学者や小説家にとって自明の […]
普通の人びと|武富健治「鈴木先生」坂元裕司「anone」
或る日、私はTVドラマを見たいと思っていた。2018年現在、テレビドラマと言えば『anone』であるのは、誰の目から見ても正しいだろう。その正しさは誰もが「面白いドラマを見たい」という純粋な希望から生まれたと思う。『an […]
神々のプロレス|萩尾望都/光瀬龍「百億の昼と千億の夜」
子供のころTVや漫画や小説などを読んでいて夢想していたことがある。それは「もしウルトラマンと仮面ライダーが戦ったらどっちが勝つだろうか」ということだった。当たり前だが、かたや超人、3分間だけれども巨大化することができる。 […]
守るもの|今日マチ子「COCOON」
人が生きる上で必要なものとは何だろうか。人間は生命体なので衣食住は欠かせない。現代社会では金銭を伴った経済活動が主に行われているので、金銭が必要だ。金銭を得るには仕事をしなければならない。仕事も必要、と考えることがある。 […]
一つの終わりと二つの始まり|坂口尚「石の花」
坂口尚のコミック「石の花」を読んだ。非常に面白い作品だった。滅茶苦茶感動した。今まで読まないで人生損した。人生を損するなどと悲惨なことを思ってしまうほど面白かったのだった。韃靼人。私は韃靼人ではない。 韃靼人ではなくても […]
画家の本懐|山口晃「すゞしろ日記」「すゞしろ日記弐」
会田誠さんの友だちである画家、山口晃さんの日乗を描いた日記である。すゞしろとは大根のことで、春の七草のひとつらしい。漢字が書くと蘿蔔と書く。読めないです。昔は大根のこともおおねと呼んでいて、その後だいこんと読むことになっ […]